岐阜県美術館で開催の
岐阜県美術館のホームページを見て前々から開催を待っていたこの展示。
ファンタジーとかメルヘンは好物です。
やなせたかし氏=アンパンマンのイメージしかない私です。
展示会場内に『詩とメルヘン』という雑誌に掲載された絵が並びます。
やなせ氏が書いた雑誌の表紙絵や、この雑誌で活躍したイラストレーターの絵が展示されています。
この雑誌。知りませんでした。
1973年創刊。まだ私は生まれてないですね。
しかしながら30年続いたとのことで、見る機会はあったはずですが記憶にありません。
まずは様々なシーンでの男女のカップルを描くこの雑誌の表紙絵。
日常ではありえないメルヘンの世界がいいです。
アンパンマンのイメージしかありませんでしたが、こういった絵も描いていたとは。
(無知ですいません)
・・好きになりました。
他のイラストレーターの方々の絵もそれぞれ個性的で魅力です。
個性が強い!だけに、好き嫌いも分かれると思いますが、それはしょうがないですね。
私が気に入ったのは、味戸ケイコさんと林 静一さんの作品です。
展示の最後では、「連載熱血メルヘン怪傑アンパンマン」の絵が展示されています。
これはテレビアニメで見た絵とはずいぶん違います。
元々大人向きで連載されていた内容とのこと。なるほど。
さてこのアンパンマンの絵にある説明文。
自分の顔を食べさせるアンパンマン。
単に面白い発想だけかと思いきや、説明を読んでいくとそこに込められた思いは崇高なものであると気がつきます。
アンパンマンの見る目が変わる? かもしれません。
いや変わりませんか。
ちなみにこの絵は入場口にあるアンパンマン。
ここで記念撮影ができるようになっていました。
アンパンマンの隣に並ぶのは、なぜかカレーパンマン。
バイキンマンでもショクパンマンでもなく、カレーパンマン。
いやしかし男前だ。
アンパンマンの比ではない男前度。
格好いいですね。
しかし自分はバイキンマンが好きだったりします。
「やなせたかしと『詩とメルヘン』のなかまたち」展
メルヘンが好きな方にはおススメです。
妙に印象に残ったので、〆はこれで。目力がすごい。